性格タイプ別 天職の探し方・適職の見つけ方 & 転職サイト比較


 

天職雑感

はじめまして、私は当サイトの管理人、くまぐすと申します。
性格タイプはINFPです。

このページには、他のページで書けなかった「天職についてのいろんな思い」を書いていこうと思います。
ときどき新しい記事を書き足していくつもりですので、気が向いたらチェックしてみてください。



「内向的な人が秘めている力」 スーザン・ケインさんの動画を紹介します。





※もし、画面に日本語字幕が出てこなかったなら、画面の下の歯車みたいな記号(動画のスタートボタンをクリックすると同時に現れます)をクリックしてみてください。すると「字幕」という欄が出てきます。そこが「オフ」になっていると思いますので、「日本語」に変更してください。

これはスーザン・ケインさんというアメリカ人女性のスピーチを収録した動画です。
彼女は1968年生まれ。最初、プリンストン大学で文学を学んだ後、ハーバード・ロー・スクールで法律学を勉強されました。
卒業後はウォール街で弁護士をしたり、また交渉術のコンサルタントなどをしていらっしゃったようです。

2012年、『Quiet: The Power of Introverts in a World That Can't Stop Talking』という本を出版されました。同時に、ウォール街の仕事とは手を切り、現在は著述業に励むかたわら講演会なども行っていらっしゃるということです。

ちなみに『Quiet』は2013年に日本語にも翻訳され、『内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力』という邦題で出版されています。

スーザン・ケインさん自身が内向的な人間ということもあって、動画では内向的な人間の側に立って、その素晴らしさを説いていらっしゃいます。しかし、これは決して外向的な人間に対して優越感を持とうという内容ではありません。

内向的であろうが外向的であろうが、結局、人は自分の性格になんらかの劣等感を持っていて、そのために自分は社会で不利益をこうむるのではないか、成功できないのではないか、という間違った思い込みをしがちです。
そういう思い込みに対して、彼女は「ノー」と言っているのです。

「あなたの性格は決して弱点ではありません。むしろ、その性格を正直に外に出してみてはどうでしょうか。きっとどこかに、そんなあなたを必要とする人がいます」
私の心には、そんなメッセージが動画の向こう側から聞こえてくるように思えます。

動画を観たところ、おそらく彼女の性格タイプはINTJ(満点めざす理系の秀才)でしょう。学歴や職歴から考えると明らかに文系ですけれど…。

このサイトを作ろうと思った動機はいくつかありますが、このスーザン・ケインさんの動画の影響はとても大きなものでした。この動画を観たことで、私は何が何でもこのサイトを完成させたいと思いました。

20分間ほどの動画ですが、観ているうちにどんどん引き込まれていって、あっという間に終わってしまう感じです。
ぜひ、ご覧いただければと思います。










『「音大卒」は武器になる』(大内孝夫著)を読んで /ヤマハミュージックメディア


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「音大卒」だけでなく、すべての「就活オンチ」たちの必読書。


 私の親戚筋に音大のピアノ科卒という人がいます。幼少の頃からピアノ一筋!バイト経験もなし。バイトする暇があったら練習しなくっちゃ!という人でした。
 高校(普通科)に進学すると自宅から数時間かかる有名な先生の自宅に毎週レッスンに通い、休日も一日中ピアノに向かっている。友人も作らず、恋愛もせず。そして、やっと念願の音大に入学しました。
 さて、卒業後、プロの演奏家として食べていけるだけの実力もないし、かといって一般企業へ就職する気も起こらない。結局、自宅でピアノ教室を始めたのですが、生徒がほとんど集まらない。やっと来てくれた生徒さんともコミュニケーションがうまくとれず、すぐにやめられてしまう。結局、わずか数か月でピアノ教室は自然消滅したようです。
 もう何年も会っていないので詳しくは知りませんが、現在は音楽とまったく無関係な事務のパート仕事で食いつないでいるようです。
 身内にこういう人がいたため、この『音大卒は武器になる』という本は私にはずいぶん身近に感じられました。


将来、プロの音楽家になれるのはごく一部。


 そもそも音大に進学すること、あるいは子どもを音大に入れることは、家族にとって大プロジェクトです。幼少からの高額なレッスン料や高価な楽器代など、もはや後戻りできない莫大な資金投入が必要です。同時に、本人も青春時代にしかできない様々なことをたくさん犠牲にしてきたはずです。
 ところが将来、プロの演奏家、作曲家として喰っていけるのはごく一部。具体的に言うと、その音大や芸大において主席で卒業した人だけ、と言ってもよいくらいだそうです。


「音大卒」という就職難民。


 「音大卒」の人にとって、音楽で生きていけないからといって音楽とは無関係の道へ進むことは「敗北」であり、「逃げ」であると感じられるようです。また、一般企業に進むなどということは周囲の目がゆるさない、という強迫観念もあるようです。
 やっと踏ん切りがついて一般企業に面接に行っても、「せっかく音大を出たのに、なぜ、わが社に入りたいのですか?」と質問されると、まさに「痛いところを突かれた!」との思いで何も言い返せない。また、「音大卒の人なんて、世の中を知らない裕福な家のお坊ちゃん、お嬢ちゃんだろう」と白い目で見られている気がして、ますます自信がなくなる(実際、そのように考える企業の担当者もいるそうです)。そもそも敗北感を抱きながらの就職活動なので、うまくいくものもうまくいかない、といった「音大卒」の就活事情が書かれています。


「音大卒」というケーススタディーに学ぶ。


 今、このサイトを見てくださっている方の中には「私は自己アピールも下手だし、そもそも就職に向いていない」と思っている方もいらっしゃるでしょう。でも、そんな“あなた”の100倍くらい「就活オンチ」かも知れない「音大卒」者のために、この『音大卒は武器になる』という本は書かれています。それも、「えっ、こんなところから始めるの?」というくらい「きほんの“き”」から就活作法を解説しています。「音大卒」でなくとも、一つのケーススタディーとして学べることの多い本だと思いました。


「どの職業」ではなく、「どんな人生」を求めているか?


 いろんな細かい就活作法が書かれているのですが、読んでみて私の心に最も残った一文は、
「どのような職業につきたいか」より、「どのような人生を送りたいか」を考えよう!
でした。
「何だ、そんなことか」「当たり前じゃないか」…皆さん、そう思うかもしれません。でも、このサイトの管理人である私自身、もしこの一文の意味が20代や30代の頃にちゃんと理解できていたら、「もっと早く目標に到達していたのではないか」と、つくづく実感するのです。


 皆さんは「天職探し」または「適職探し」をしていらっしゃると思います。つまり「就活」をしていらっしゃるのですよね。本当は「就活」の向こうに「求めている人生」があるはずなのですが、手前にドン!と居すわる「就活」の壁があまりにも巨大すぎて、その段階で自分自身をすり減らしている人も多いのではないでしょうか。


 実は私自身、今まで職種を3回変えています。勤め先だけで言えば20回以上変わりました。そして最近になって(今さらですが)ようやく気づいたことがあります。それは、
自分が探し続けていたのは、「自分らしい仕事」ではなく、「自分らしい生き方」だったのだ
ということです。
 若い頃は誰もが「仕事探し」にこだわります。私もそうでした。先ほども述べたように、「仕事探し」という巨大な壁が視界から消えることはありません。でも、その壁は実は透明なものであって、その向こうにある「自分らしい人生」という目標は、見ようとすればいつでも見えるはずなのです。壁を曇らせ、不透明にしているのは、実は自分自身の「あせり」や「不安」、「情報不足」などによるものなのです。


「自分の弱点」と思っていたことを武器にする。


 すでに述べましたが、「音大卒」の人が面接で問われて最も答えるのに苦労する質問は、「せっかく音大を出ていながら、どうしてウチの会社を受けに来たの?」だそうです。
 こうした質問に対し、著者はおよそ次のようなことを答えればよいと書いています。


「法学部に進んだ人は司法試験をめざさないと変なのでしょうか?私自身はただ音楽が好きで、4年間、一所懸命に音楽を勉強してきました。この4年間で得たことは音楽だけに限らず、他の世界でも十分に役立つと信じています。自分の可能性をいろいろ活かしてみたいと思いましたので、貴社を受けさせていただいたのです。」


 ここで私が皆さんに提案したいのは、「音大卒」の3文字を「自分の弱みだと思っていたこと」に変えてみることです。極端な例かも知れませんが、たとえば「中退」という言葉に変えてみても大丈夫だと思うのです。もし面接官が「なぜ中退したのですか?」と問うてきたならば、次のような答え方もありえるでしょう。


「教わったことを実際に試してみて、初めて『学んだ』と言えるのではないでしょうか。ところが学校というところは、ただ単に教わるだけの場所です。それよりも実社会というすばらしい学校に飛び込んだ方が、教わると同時にそれを現場で試していけると考えたのです。早くチャレンジしてみたいという『うずうず感』から、世間的には評価されないかも知れない『中退』という道を私はあえて選択することにしたのです」


「正解」を出す必要はない。


 「えっ、そんなことを言ったらダメだしを喰らうのでは?」と思うかもしれません。しかし、この本の最後の方で、著者はきわめて大切なことを書いています。それは就活をする多くの人が「正解や結果ばかりを気にし過ぎる傾向がある」ということです。つまり、どんな答えが「正解」で、どんな答えが「不正解」か、そればかりを気にするということです。ところが面接官というのは受けに来た人が正解を答えるかどうかにはさほど興味がなく、「なぜそう考えたのかという思考プロセス」を見ているのだそうです。


人に相談することは大切な「知恵」である。


 著者の大内孝夫氏はもともと「みずほ銀行」に30年間勤務していらっしゃった方で、面接する側の立場にあった方です。退社後の現在は武蔵野音楽大学の就職課に勤務していらっしゃいます。
 大内さんのもとには現役の学生だけでなく、卒業後、何年も経ってから就職の相談にやってくる卒業生も多いそうです。やはり、自分一人で考えていても、出てくる選択肢はそう多くない。しかし、人に相談すれば価値観が広がる。そして必ず選択肢は増える。すると、新しい選択肢の中に、本来、自分が求めるべき人生のヒントになる道が見つかるかもしれません。人に相談することは最高の知恵である・・・私はこの本を読みながら、あらためてそう思いました。